
低予算で一戸建てを考える場合でネックとなるのが想定していた生活よりも施設などの充実さに欠いてしまい、どこともに安っぽく見えてしまうというところ。とはいえ、住宅設備を底上げしようものならトイレ1つですら数万円レベルの物から20〜30万円という物まである時代ですのでビックリする予算になってきます。
見せ場をつくるというのは、家を建てようと思った際に「絶対外せない!」「ここだけは譲れない!」「代替えする物がない!」という部分に、グっとこだわります。
要するに住宅全体のハイグレードにする、という訳ではなくて住宅の各部位に優先順位をつけていこう、が狙いという事になります。新築時の住宅設備は通常でも総工費の4〜5割にも相当するとされていますから、これらの優先順位をつけていけば工事費の圧縮が出来ます。
優先した部分だけに予算を突っ込んで豪華にすると他が寂しすぎるのでは…?と思うかもしれませんが、意外にも庭(エクステリア関係)にはアクセント程度の植え込みやインターロッキングの敷き詰めで工夫したり、山ほど種類がある外壁材の「サイディング」を使えばパっと見で安っぽくは見えません。
凝ると非常に高く付くのは住宅内部設備のほうなので、ここだけは慎重に優先順位を付けなければなりません。特にシステムキッチンなどは主婦・主夫の仕事場ではありますが…そのライフスタイルによっては置物同然な状態になっている場合もあります。
システムキッチンは広い天板から始まってシンク、コンロ、ガスオーブン、浄水器、食器洗い機、ディスポーザー、収納、脱臭、照明、換気扇…等と様々な機能を備える事は可能ですが、浄水器もフィルター交換の手間や浄水能力(水量)に不満が出たり、収納として設置された戸袋に手が届かなくて使いにくかったり、でっかいオーブンは年間に数える程度しか使わなかったり…。
また、「キッチンにこだわりたい!…けど予算不足になる」という場合には、システムキッチンのどういった部分が良いのか突き詰めてみて、機能や仕上げ方といった仕様を限定してオーダーキッチンにしてしまったほうが安く付く場合があります。
![]()
![]()
![]()